この仕事を選んだきっかけは?
この仕事を始めたきっかけは面白そう、少し興味がある程度でした。
テレビ局の中がどんな感じなのか知りたいな……くらいの気持ちで本当になんとなく始めました。
この仕事を選んで良かった事は何ですか?
実際に現場を見ると思っていた仕事風景とは全然違って、沢山いるスタッフがそれぞれ動いていて自分にできるか不安と恐怖でいっぱいになりました。
最初は、ADと言ってもどうせ、下っ端の下っ端だから、自分の仕事なんて結局何も役に立っていないと、投げやりになったこともあります。
ところが、始めてから半年くらい経ったある日、編集中にテロップを書いて映像に入れる仕事を「お前やってみるか?」と言われました。
ただテロップの内容を書いて入れたい部分に、それも編集マンの方にやってもらうだけの簡単な作業……だと最初は、鼻をくくっていたのですが、実際その簡単な作業やってみると本当に大変でした。
そのテロップの文言が放送の電波に乗って問題にならないか、番組内のルールにのっとっているか、そもそもその映像にそのテロップの事実に間違っていないか……など様々なことが頭を駆け巡り、何度頭がパンクしそうになりました。
編集が終わって、初めて自分で作ったわずか数十秒の音も入らないインサートVTRが流れたのを見たときは、今までにない達成感というか、とっても嬉しかったのを今も覚えています。
今私が主にやっている仕事は、映像の使用許諾や裏取り資料を作成することですが、続けていくことで最初は任されなかったことも任せてくれることが少しずつ増えてきて、自分の作ったものが、映像になり流れることは、やはり大きなことで嬉しいです。
ネバーストップを選んだ理由は?
今の状況を変えたいと思っている人という募集要項がその時の自分にまさに当てはまっていて選びました。イメージも湧かないくらい何も知らない状況だったのですが、現場に配属されるまでしっかりと研修があったことが良かったと思っています。
今でもたまに、その時メモにとったことを読むとこういうことだったのかと勉強になります。
この仕事を目指す人にアドバイスはありますか?
仕事が、大変で嫌になる時も沢山ありますが、ぐっとこらえて乗り越えていくと、最初辛いと思っていたことが、今はスムースに出来るし、次は、こうやってみよう……と考えられるようになりました。
一つのことを続けることはもっと大切だと思っています。
信頼されて新しく仕事を出来るようになることが、今一番努力できる、頑張れる理由です。